ペーパーキット阪急6300系 その4 床下機器 |
まずは、型抜きのため、厚さのそろってないところを角材でうめました。型を作った後に思いましたが、結構シリコンが柔らかいので、無理抜きしても良かったかもしれません。
シリコンを流し込む型枠を作り、部品を両面テープで固定します。
後ろの丸い缶がシリコン主剤、右の目薬のような容器が硬化剤
シリコンには有効期限があります。買う時は型をつくる直前に買いましょう。シリコンを買うときは製造年月、有効期限を確かめて新しいものを買いましょう。私も東急ハンズで買いましたが、購入直後に有効期限に気づき、売り場で確かめると新しいのがあったので交換してもらいました。
型の容量を計算して、必要量のシリコン主剤を計量します。
主剤:硬化剤を100:1の重量割合で混合します。硬化剤は4滴で0.1g
よく混ぜたら、あわが入らないように少しずつシリコンを流し込みます。
約8時間で硬化します。最初(上段の枠)は型の外側を大きくとりましたが、シリコンが大量に必要で、以外に早く減っていくので、次の型(下段の枠)は部品をたくさん詰め込みました。
次にレジンを型に流し込みます。レジンは透明タイプを使用しました。
透明タイプの利点は、型内の気泡が見えるので、爪楊枝でつついて気泡をとることができます。
A液とB液を正確に重量比で 1:1に計量して混ぜます。比重が違うので容積が多少異なります。
このレジンはあっという間にかたまります。1分もすれば硬化が始まるので急いで型にいれなければなりません。最初それを知らずに150gくらい作ったら、20gほど型に入れたところで、残りがカップ内で固まって使えなくなりました。2回目からは10gずつ混合しました。30分くらいで硬化完了します。硬化中は結構発熱します。型から取り出したクリアーな部品たち。
ジャーマングレーの戦車用の塗料で塗装しました。本当は昔の阪急の床下は少し緑がかったグレーであったとか。今はウェザリングが効いていてよくわかりませんが。
主抵抗器は網を貼ってみましたが、塗料で目がつぶれてしまいました。また、時間ができたら貼り付ける前に、網を塗装して、その後に張り付けるようにしてみたいと思います。
レジンキャストとは別件ですが、コンプレッサーはロストワックスを買いました。
これが、すばらしくよくできている。御値段のことはあります。
左がロスト製 右が北摂鉄道さんからお借りしたプラ製
上から見るとパイピングもちゃんとできています。しかし、取り付けるとほとんど見えませんが・・・