2007年 10月 22日
Mトレ 大阪堺 路面運転会 その3 線路編 |
今回の路面モジュール一番の力作は、この広電 十日市HOモジュール。
広島からはるばる大阪まで、持ち込まれました。(写真:S.やくもさん提供)
このモジュールはポイントが7秒間隔で自動的に転換し、信号機に通行可能方向表示されますので、その信号に従って路面電車を進行させます。
路面電車のこのようなポイントとクロスの組み合わせは市販されてないので、すべて手作りされています。

クロス部分の拡大です。プリント基板にギャツプの溝を切り、その上にレールを正確にハンダ付けして、その後レールのギャップ切断するという芸の細かさ。レール先端の角度まで正確に加工されています。

こちらは、ポイント部分、フログもトングレールもスマートに工作されています。

裏面がまたものすごい。
ポイント自動転換の仕組みは、画面下部にあるドラムがモーターで回転し、ドラムに立てられたネジの頭がマイクロSWを動かしてプログラムが動く、オルゴールの原理。
ポイントマシンは長方形の溝に埋め込まれたソレノイド式でソレノイド近くの電解コンデンサに駆動電流を貯めて一瞬だけコイルに電流を流す方式。長方形の穴とコンデンサの数から考えると当初は、6基のポイントを全て電動化していたけど、現在は出口ポイントはスプリングポイントになっていて、電動ポイントは3基のようです。緑のプリント基板があるのは、DCCのオートリバースコントローラーです。これを設置してギャップ間に配線するとリバースで極性逆転してきた車輌がギャップをまたぎショートすると自動的に極性を切り替える、すぐれもの。
基板上に乗っかっていたリレーがスペースの関係ではみ出すので、基板からとりはずされ、横向きになって配線されています。写真をクリックすると拡大します。
じゃり鉄ラケットリバースにも使用しています。

オルゴール制御部分の拡大写真追加しました。

次はNモジュール。こちらは、ポイントとクロスは市販品を流用していますが、クロスは自作されています。プリント基板にクロスパターンをエッチングし、レールをハンダ付けされています。
まるで、市販キットのようです。

こちらは、N本線モジュールの収納状況、モジュールがパズルの様にきちんと組み合わされ、ベルトで固定するとびくともしません。この束が全部で3セット。車に乗せて、全体をバンドで固定すると更に安定します。

じゃり鉄持込みのユニットはこのラケット型リバースラインですが、今回は、歩道と並木を持ち込むのを忘れてしまい、ちょっと残念でした。

とにかく、皆さん素晴らしいアイデアと工作力でレイアウトを製作されています。
じゃり鉄のレイアウト作りに参考にさせていただきます。ありがとうございました。
広島からはるばる大阪まで、持ち込まれました。(写真:S.やくもさん提供)
このモジュールはポイントが7秒間隔で自動的に転換し、信号機に通行可能方向表示されますので、その信号に従って路面電車を進行させます。
路面電車のこのようなポイントとクロスの組み合わせは市販されてないので、すべて手作りされています。

クロス部分の拡大です。プリント基板にギャツプの溝を切り、その上にレールを正確にハンダ付けして、その後レールのギャップ切断するという芸の細かさ。レール先端の角度まで正確に加工されています。

こちらは、ポイント部分、フログもトングレールもスマートに工作されています。

裏面がまたものすごい。
ポイント自動転換の仕組みは、画面下部にあるドラムがモーターで回転し、ドラムに立てられたネジの頭がマイクロSWを動かしてプログラムが動く、オルゴールの原理。
ポイントマシンは長方形の溝に埋め込まれたソレノイド式でソレノイド近くの電解コンデンサに駆動電流を貯めて一瞬だけコイルに電流を流す方式。長方形の穴とコンデンサの数から考えると当初は、6基のポイントを全て電動化していたけど、現在は出口ポイントはスプリングポイントになっていて、電動ポイントは3基のようです。緑のプリント基板があるのは、DCCのオートリバースコントローラーです。これを設置してギャップ間に配線するとリバースで極性逆転してきた車輌がギャップをまたぎショートすると自動的に極性を切り替える、すぐれもの。
基板上に乗っかっていたリレーがスペースの関係ではみ出すので、基板からとりはずされ、横向きになって配線されています。写真をクリックすると拡大します。
じゃり鉄ラケットリバースにも使用しています。

オルゴール制御部分の拡大写真追加しました。

次はNモジュール。こちらは、ポイントとクロスは市販品を流用していますが、クロスは自作されています。プリント基板にクロスパターンをエッチングし、レールをハンダ付けされています。
まるで、市販キットのようです。

こちらは、N本線モジュールの収納状況、モジュールがパズルの様にきちんと組み合わされ、ベルトで固定するとびくともしません。この束が全部で3セット。車に乗せて、全体をバンドで固定すると更に安定します。

じゃり鉄持込みのユニットはこのラケット型リバースラインですが、今回は、歩道と並木を持ち込むのを忘れてしまい、ちょっと残念でした。

とにかく、皆さん素晴らしいアイデアと工作力でレイアウトを製作されています。
じゃり鉄のレイアウト作りに参考にさせていただきます。ありがとうございました。
by jaritetu
| 2007-10-22 22:57
| イベント