飯田線119系シミュレーター |
実は、私の自宅のご近所さんで、毎日通勤で前を歩いています。
私も最近、トレイン趣味のkochanのソフト部屋さんと共同でシミュレーター開発をしているということと、製作者の方もじゃりちゃん鉄道のテレビ放送を見ていて、たぶんご近所だと思っていたとのことで、kochanのソフト部屋さんとシミュレーター開発の情報交換のため特別にご訪問させて頂けることになりました。
まずは、全体像
マスコン本体とブレーキレバー、一部のボタン類、メーターカバーは本物ですが、その他はベニア板とプラ板でものすごいクオリティで自作されています。
もう少しカメラを引きますと、このように前面だけでなく、左右側面にも画像が有ります。
このメーター類も良くできてて、本物のように動きます。
どうやってメーターを動かしているのでしょう。
あれ、準備中にメーターの中にWindowsが写っている。
そうです。メーターの中にはモニタが2台
このシステムなんと6台のモニタで構成されています。
システムもさることながら、古びた運転台の再現がすごい。
これ錆びているのではありません。プラ板に、銀、茶、白、緑と錆びたようにマスキングしながら塗り重ねたもの。
ブレーキ装置の鋳物肌も再現しています。
そして、この防護無線機も手造りとは思えません。プラ板を彫刻機で加工して正確に切り出しています。
で、運転させて頂きました。運転台の周りや椅子の下には振動スピーカーが設置され、電車のゴトンゴトン感が伝わってきます。まるでユニバのアトラクション
とにかくCGのリアルさがすごい。現地に何度も足を運び、建物一つ一つを運転台からの目線で何枚も写真撮影して、それにワイヤーフレームを書き込み写真とマッピングさせてから正面から見たように台形補正して3次元化してパーツとして組み込んでいるそうです。
詳細は作者作製のユーチューブとホームページご覧ください。
ユーチューブ
http://www.youtube.com/watch?v=-WqU9SW0YeU
ホームページ BVE飯田保線区
http://bve.iida-hosenku.com/
システムの開発は、3DCGによる無料の鉄道運転シミュレーターソフト「BVE trainsim」とフォトショップなどの画像ツール等を駆使して開発され、1駅間 1年の開発期間がかかっているとのこと。頭が下がります。
BVE trainsim
http://bvets.net/
タモリ俱楽部
http://www.youtube.com/watch?v=mie-HQuye8M